明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
昔から正月は、年神様を迎える行事とされてきました。
年神様は一年の初めにやって来て、これからの一年に「五穀豊穣」「子孫繁栄」「家内安全」をもたらしてくれると信じられてきました。
その年神様を畏敬の念を持って迎えるために、門松やしめ縄を飾り、鏡餅をお供えするようになったと言われています。
<夕餉の話題>
諺に『三つ子の魂 百まで』というのがあります。
幼い時に身についた性格は一生変わらないという意味で使います。幼児期の心の土台づくりは、将来の子どもの人生に大きな影響を与えます。子育ての目指すところは子どもに幸福な人生を歩むことのできる力を授けることに尽きると思います。
家庭教育に生涯を捧げた教育家ドロシー・ロー・ノルトはその著書『子どもが育つ魔法の言葉』の中で次のように書いています。
人に誉められるとき、恥ずかしがったり卑下したりせずに素直に感謝して喜べる人に育ってほしいとわたしは思います。親に誉められて育った子どもなら、きっとそうなることでしょう。自分の良さを親に誉められて育った子どもは、この世の中の良さも認められる子になります。日々の暮らしのなかで、子どもの良い面を少しでも多く見つけてください。そうすれば、子どもは幸せな幼年時代を送ることができ、後の人生の幸福を約束されるに違いありません。
保護者の誉め言葉は子どもの心の栄養となり、健全な自我形成には欠かすことが出来ないと信じています。