早いもので 風薫る5月になりました。
五月晴の空を見上げると、しろ組さんが作った鯉のぼりが元気に泳いでいます。
またプランターの下や草むらではダンゴ虫、バッタ、カマキリ、カタツムリの赤ちゃん達が子ども達に見つからないようになりを潜めています。
うさぎ組さんはだいぶ幼稚園生活にもなれ、賑やかな中にも和やかな時が流れはじめています。
<夕餉の話題>
万葉の歌人 山上憶良は可愛いいわが子を次のように詠んでいます。
「しろがね(銀)も くがね(金)も たま(玉)も
なに(何)せむに まさ(優)れる たから(宝)
こ(子)に し(及)かめやも」
〈現代語訳〉
銀も金も玉とても何の役に立とう。
すぐれた宝も子に及ぶことなどあろうか。
◎保護者の皆さんにとってお子さんは金銀財宝など及びもつかない唯一無二の存在かと思います。
鉱物の中で一番硬いとされているダイヤモンドはダイヤモンドで磨くことで一層輝きを増します。
お子さんも同様に集団生活を通して、子ども同士の触れ合いや助け合い時には意地の張り合いやぶつかり合い等によって心が磨かれ輝かしい成長を遂げるものと信じています。